そのビジネスは何のためにある?(パーパス)

サスティナブルファッション

 

(株式会社ヒューマンフォーラム 代表取締役の岩崎仁志さん)いわし君からのメッセージ!

このやばいです ・ソーシャル ・ビジネス ・センス(感性、時代の価値観) ※特にセンスがいい。 が合致したビジネスモデルを考える上での、土台になりそうな本です。

そのメッセージで直ぐにkindle版を購入しました。

自分にとって必要な情報は環境を整えると自然にやってきますね!
整えるということは必要な環境に身を置くということです。

確かに私に必要な情報が詰まっていました。
なかでもとても共感したところをシェアさせていただきます。

パーパス(意識化)する経済とその先(NewsPicksパブリッシング)
GAFA(Google・Apple・Facebook・Amazon)

テック企業への社会的反発は特に強まっている。という箇所

2020年末、Googleが論理的AI(人工知能)研究チームの共同リーダーだったティムニット・ゲブルを解雇したことは大きな話題になったが、その多くがGoogleに批判的な論理だった。

ハラスメント対策などは求める社員による大規模講義があり、2021年にAlphabetの従業員も含めて200名超の労働組合が結成された。

Amazonはアメリカで同社の顔認識技術「AmazonRekognion」の警察当局への提供を停止した。これは、有色人種に対する誤用の懸念がある。(抜粋)

 

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今後の大きなトレンドとして、革新的であるだけではなく、論理的で社会課題に資するようなサービスの価値は高く評価されるようになるだろう。これからはテクノロジー主導型ではなく、それらがもたらす副次的効果や副作用、論理の問題まで配慮されたサービスが支持されていくようになるはず。

進歩的でかつ報酬も高いことで人気の就職先だったGAFAなどのテクノロジー企業が優秀な新卒の学生の採用に苦慮しているのも、上記と呼応したトレンドだろう。Facebookのソフトエンジニアの内定受諾率は2016年から2019年に40%も減っている。

また、若者が昼夜を問わず働くことを美化するようなスタートアップ特有の風潮も薄れてきている。アメリカではこの風潮を「ハッスルカルチャー」と呼ばれ企業経営者が都合よく若者を働かせるためのものだと、批判が展開されるようになりつつある。

これは消費者だけではなく、「従業員にも優しい」企業が支持されていくという大きな流れを象徴する現象の1つと見た方がいいだろう。

総じて重要なのは、ヒューマニティ(人間性)の観点をビジネスに持ち込むことだ。
そしてその射程に消費者だけではなく、コミュニティ、従業員など多くの対象が含まれている必要がある。

先日clubhouseでお嬢さんがGAFAの中の2社でインターンシップをしていらっしゃる方が
F社が大学院の博士号を修得している初任給が3300万円という話に皆がびっくりしました。
また、自宅でオンラインインターンシップ中はランチが送られてきたそうで、写真を見せて貰ったらコースメニューのような豪華さでした。上の記事は2019年データなのでFacebook社も変わってきているということでしょうか。

 

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一方、日本においては、人口ピラミッドがかなり歪になり、高齢者の比率が年々高まっていることから、マーケットシェアが高くない若者向けにビジネスを行う必要性があるかと懸念を示されることが多い。しかし、重要なのは、若者世代向けにビジネスを行うことは、マーケットサイズという「量」の話であると同時に、次のカルチャーやビジネスのスタンダードをつくるという「質」の話であることだ。

新しいものを試す傾向が弱く、消費に対して保守的な高齢者向けに顧客体験や感性価格などが高度に作りこまれたプロダクトが持ち込まれ、国内のマーケットが一気に奪われる構図は、これまで何度も生まれてきた。

過去を振り返れば、デジタルカメラやガラケー、最近でも、音楽、映像ストリーミングサービスなどのコンテンツは誰の心にも響かない。

その観点で見ると、企業のサステナビリティや社会課題に関するコミュニケーションは、まだまだ道徳の時間の標語のポスターのようなものが多い。

 

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メッセージは受け取る側が「なるほど、勉強になるな」と「あの人はいつも正しいことを言ってくれるな」と感じてブランドを好きになることはない。人々が反応するのは、正しいだけではなく、おもしろい、かっこいい、大胆、痛快など感情が動くようなメッセージが届いたときだ。

以上、パーパスから特に気になった箇所を書き写しました。

 

私たちは多くの情報の中で生きています。パンデミックを体験できたことも歴史的なこと。
自分にとって必要な情報を選び、何を考えて行動するかが個人の生き方に関わってきますね。そのビジネスは何のためにある?スタイリストとしてファッション業界にお返しする気持ちで、2018年からサステナブル・ファッションの探究をしています。
今回のパーパスの記事は現在の情報と自分の気持ちの再確認ができました。
いわし君、良き本をご紹介ありがとうございました。
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