2021年大河ドラマ「晴天を働け」主人公・渋沢栄一

サスティナブルファッション

 

大河ドラマ「青天を衝け」日本近代資本主義の父として知られる渋沢栄一の生涯を描き出す本作。

渋沢 栄一は、日本の豪農、武士、官僚、実業家、慈善家、華族。位階勲等爵位は正二位勲一等子爵。雅号は青淵。 ウィキペディア

設立した組織: 東洋紡、 理化学研究所、 帝国ホテル、 田園都市、 日産化学、 日仏会館・フランス国立日本研究所、 日印協会

渋沢栄一の紹介  ←こちらにも詳しく書かれていました。

 

オーロラ様が主催する渋沢栄一に関するイベントを銀座和光様の6階ホールを貸し切って開催されていたのでお伺いしてきました。オーロラ様とはISCAスカーフストールで、業務委託契約をさせていただいています。
日時:8月11日(水)~22日(日)
会場:銀座和光(本館)6Fイベントホール

和光様のホームページに詳細の記載がございます為、ご参照ください。

 

 

明治時代は、西洋の文化がたくさん日本に取り入れられて制度や習慣が大きく変化しました。
散切り頭を叩いて見れば,文明開化の音がする。

 

散切り頭とは,ちょんまげを切り,洋風の散髪にした男子の髪型のことを言いますが
おしゃれな男性ファッションに欠かせないのが帽子!この時代、こんなにおしゃれな紳士が経済界を背負っていたと今回の展示は心が躍りました。

 

また、約500社もの会社設立に携わり、実業家としての側面がクローズアップされることが多い渋沢氏が、生涯をかけて「道徳経済合一」を追い求めたそうです。私利私欲ではなく、公益を追求する「道徳」と、利潤を求める「経済」が事業において両立しなければならないという考え。その道徳の手本とすべきとした書物が『論語』だったそうです。

 

 

 

また、おしゃれ必須アイテムに傘もありますよね。

 

創業以来125年余、傘づくりの歴史の中でオーロラ様は常に新しい試みを挑戦し続けていらっしゃるのです。1953年、ナイロン洋傘の国産化を実現するために研究開発を行い、化学繊維を使用した洋傘を人々の身近なものへと変化させ、1973年には洋傘業界初のライセンス商品を発売。
現在では、有名ブランドと提携したライセンス商品と、個性あふれるオリジナル商品をデザイン力と技術力により製造されています。

 

新潟工場では、一本一本骨と生地のバランスを調整し、高い縫製技術により美しい張りの傘になるよう心を込めて製造しているそうです。今回は若林社長の貴重なお話をお聴きできる機会に恵まれました。また、日本環境設計のお話も出ていました。おつなぎできて本当に良かったです。

 

素晴らしい技術とブランドを維持することはサスティナブルで持続可能な社会へと誘ってくれることを実感しました。

 

 

 

オーロラ様と言えば、ISCAにとってはスカーフ・ストールです。

今回も天然素材のカシミアは最高の肌さわりでした。

向かって右の商品は「蓮の華」の糸だそうです。かかっている作品は120万という高価な作品
蓮の華の糸は繊細で細くいものなので職人技が必要だそうです。
本物を見る機会に恵まれることは、私達スタイリストにとって必要不可欠!

素材と職人技の伝統工芸は日本の和の文化を世界に配信する素晴らしい機会だと思います。

 

 

OJO+は天然繊維(マニラ麻)の性質を有した、環境にとても優しい天然のフィラメント加工糸
「抄繊糸(しょうせんし)」と呼ばれ、日本では既に奈良時代に存在し、実は麻や綿よりも古い歴史を持つといわれる「紙の糸」。 王子ファイバーは、すぐれた特性を持ちながら、量産がむずかしく、高価であったこの「紙の糸」に着目。紙に携わってきたノウハウをもとに、先端の設備と新技術により、独自の生産体制を確立。環境と肌へのやさしさはそのままに、最高の品質と利用しやすい価格の天然繊維「かみのいと OJO+(オージョ)」を生み出したそうです。
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