春の養生に効果的なエイジングヨガ

エイジングヨガ

春の養生ヨガは季節の変化に適応し、体と心を健康に保つためのエイジングヨガの実践です。春は新しい生命の息吹や活力がみなぎる季節ですが、同時に気温や湿度の変化、花粉などが体に影響を与えることもあります。養生とは「生を養う」と書き、食事・睡眠・労働・運動などの生活習慣を整えることで、元気な身体の土台を培うことをいいます。陰陽五行で言うと。春は肝の季節です。

 

以下に、春の養生ヨガにおけるポイントをいくつかご紹介します。

 

  1. 呼吸法(プラーナーヤーマ)
    春は気候の変化が激しい時期でもあります。呼吸法の実践によって、体の内外のバランスを整え、不安やストレスを緩和することができます。特に、花粉症などのアレルギー反応が起こりやすい季節なので、呼吸法を通じて気道を清潔に保つことが重要です。
  2. 季節に合ったポーズ
    春は体が目覚める季節でもあります。ポーズの中には、体を柔軟にし、エネルギーを高めるものが含まれます。例えば、背骨を伸ばすポーズや胸を開くポーズは、気分を爽快にし、春の活力を引き出すのに役立ちます。
  3. デトックス
    冬の間にたまった老廃物や重さを排出し、体をリセットすることが春の養生ヨガの重要な側面です。 twists(ひねりのポーズ)や前屈(forward folds)などのポーズは、内臓の機能を活性化させ、体内の毒素を排出するのに役立ちます。
  4. 自然との調和
    春は自然界が活発化する季節です。自然のリズムに合わせて、屋外でのヨガや散歩、森林浴などを取り入れることで、心身のバランスを保ちやすくなります。また、自然の中での瞑想や瞑想のポーズは、心を落ち着かせ、自然のエネルギーを取り込むのに役立ちます。

    ※6月7日・8日は、九州篠栗ヨガリトリート自然の中で心地よい時間をご一緒しましょう。

春に肝臓とペアになって活発にはたらく胆のうの経絡の滞りを解消するポーズをご紹介します。

スリーピングスワン(Sleeping Swan)は、ヨガのポーズの一つであり、主にヒップと脚の柔軟性を高めるのに効果的なポーズです。以下に、スリーピングスワンの解説をします。

  1. 開始姿勢: まず、マットの上に四つん這いの姿勢で座ります。両手を肩幅に開き、膝をヒップ幅に開きます。
  2. ステップ1: 右ひざを右手首の後ろに置きます。右ふくらはぎは左ひざの下に横たわるようにします。右足のつま先は左手首の前方に向け、右ひざは右手首の近くにくるように調整します。
  3. ステップ2: ヒップが床に落ちるようにして、体をゆっくりと後ろに傾けます。胸を開き、頭を持ち上げた状態で、体を支えるために手を使います。また、そのまま体をたおして深い呼吸に意識を向けます。
  4. 深い呼吸: 姿勢に入ったら、ゆっくりと深い呼吸を行います。息を吐きながら、体の緊張を解きほぐすように意識します。
  5. 維持: ポーズを維持する時間は、個々の柔軟性や快適さによって異なりますが、通常は数呼吸から1分程度です。姿勢を維持する間、体の力を抜いてリラックスし、ポーズが深くなるのを感じます。
  6. 反対側への移行: 右側のポーズを行った後は、左側も同様に行います。四つん這いの姿勢に戻った後、反対の足を前に出して同様の動作を行います。

スリーピングスワンはヒップや脚の筋肉を柔らかくするだけでなく、胸や肩を開いて姿勢を改善する効果もあります。また、深い呼吸を行うことでリラックス効果も期待できます。ポーズを行う際は、無理をせずに自分の体の限界に合わせて行い、ゆっくりと呼吸に意識を向けながら行うことが大切です。

重ねた時間が美しさにつながるエイジングヨガで健康美習慣を提案しています。
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