オレンジページが提案する
人生100年時代のライフデザインメディア「ジリメン」
自立したメンズをジリメンってネーミングはさすが!!さとなおさんこと、コミュニケーション・ディレクターの佐藤尚之さん。
団塊ジュニア世代が高齢者(65歳以上)となる2040年代前半、高齢者の割合がピークを迎え、様々な社会問題が取り沙汰されています。その総称が「2040年問題」です。その中でも男性の一人暮らしの数は約360万人(女性は約540万人)
生活面の自分のことを全て自分でできる男性がさほど多くはなく、その人たちが高齢単身者となった時に起きる様々な問題が危惧されるということで、自立した生活をおくれる男=ジリメンになろうという提案です。
今は、女性も仕事を持ち、男性も家事や育児をこなすのが当たり前の時代です。
「女は女らしく、男は男らしく」という固定観念は薄れ、自立して生きることこそがかっこいい。人生の後半を自由に豊かに過ごすための大切な要素になっています。
女性が仕事をし家庭も持てば、家事との両立は避けられません。子どもがいれば育児も加わります。そんなとき、夫やパートナーが家事や育児をこなせれば、協力体制は万全です。
料理の世界では有名シェフの多くが男性ですし、掃除や洗濯も家電の進化で格段に楽になりました。結婚当初から家事を分担しておけば、いざという時の備えになります。
私が関わっている「ジリメン」は、そんな暮らし方や価値観のアップデートを応援する活動です。家事分担はもちろん、外見やライフスタイルのセルフマネジメントまで含めて、時代に合った“自分らしい生き方”を提案しています。
外見づくりの中でも大切なのが、服を選ぶ力です。
私がお伝えしているのは、「自分で服を選び、効率よく、かっこよく買い物できるようになるためのアドバイス」。ファッションは文化であり、古い認識を手放して服を選ぶことは、今の時代を生きる力につながります。思考も体も柔軟であることが大切で、頑固さは世界を狭めてしまいます。
たかが洋服、されど洋服。何を選び、何を着るかは、その人の人生観を一目で映し出します。生き慣れた年齢だからこそ、もっと自由に、もっと楽しく服選びをしてほしい。服で意識が変われば行動も変わり、出会いも変わります。
服選びは難しいことではありません。運動で筋肉をつけるように、少しずつ身につければ自然とできるようになります。
ジリメンに共感し、今回インタビューを受けさせていただきました。ぜひ記事を読んで、新しい自分の一歩を踏み出してください。